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COLUMN 就活応援コラム

人事×就活生!就活必勝法に迫る!~ 面接が通らない…何が足りてないの!? ~

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◇この物語は、人事担当者の方の真意を探り、就職活動の本質を紐解いていく、ジモ子とその仲間たちの成長の記録である。
*A大学構内の空き教室にて*

ジモ子、最近就活、調子どう?
わりといい感じですよ!いろんな企業の一次面接を受けているところで、今結果待ちです。
面接はどうだった?
ガクチカや自己PRなど話す内容を事前に考えておいたのですが、だいたい話すことができたと思うので、自分としては納得のいく面接だったと思うのですが、どうなんでしょうか?
自分的には手ごたえがあったということなんだね。じゃ、結果が楽しみだね!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー数日後ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・・・(ガーン)
どうしたの、顔色が悪いよ!
面接、落ちました・・・・
え!?でも、この前、手ごたえがあったって言ってたよね?
事前に考えていた内容を面接で話すことはできたと思うんです。それで自分なりには手ごたえがあったと感じたんですけど、ダメだったようです・・・
原因は想像できる?
何が良くなかったのか、考えてもわからなくて・・・これから面接をどう乗り越えていけばいいのか・・・自信がなくなりそうです(涙目)。やっぱり、私が出来損ないだからうまくいかないんでしょうか・・・
そんなに気を落とさないで、ジモ子!
就活はかせ!!
面接で人事がどこを見ているかがわかれば、おのずと面接では何が求められているのかわかるはずだよ!直接、人事の方に聞いてみよう!
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J-netレンタリースで人事を担当している藤本さん、藤井さんにお話を聞いてみましょう。J-netレンタリース株式会社
フランチャイズ店を含め全国150店舗以上を全国に展開するJネットレンタカーの運営や中古車の販売をするバリューオート、車両のリースを行う。2004年に「J-net」ブランドを設立後、全国6位のブランドに急成長。

◆管理部 人事課 課長 藤本 唯矢 様(写真左)
◆管理部 人事課 藤井 彩加 様(写真右)
同社にて、新卒採用業務に携わる。

面接では学生のどこを見ているのでしょうか?
面接の段階によって、着目しているポイントは異なります。
弊社では、一次面接⇒二次面接⇒Webテスト⇒役員面接というフローで進めていますが( 3月までの早期選考 )、例えば一次面接では、 面接で話してくれた内容に深堀りするよりも、 キャラクターや明るさ、表情、目を見て話せるかなど、問題なく会話ができるかということにポイントを置いていますよ。
弊社は、レンタカーの販売事業がメインですので、接客業務は仕事の基本となります。
ですので、 初対面の人との接し方は、非常に大事なんですよね。挨拶の仕方や、話し方、話を聞く姿勢などについても、個性が出ますので、注目していますね。
挨拶や姿勢など、何気ない行動やしぐさなどに、特に焦点が当たるということですね。では、二次選考ではどこを見られているのでしょうか?
そうですね・・・
日常生活に置き換えてみると少しイメージがつきやすいのかもしれませんが、初対面で出会った人のことを、もっと知りたいと思った時、どんなことを聞きますか?
うーん、どこ出身なのかとか、どんなものが好きか、趣味は何か、などですかね?
そうですよね!その人自身に迫る質問をして、どんな人物であるのかを知ろうとしますよね?
私たちも同様に、個人の経験や考え方を通して、理解したいと考えているのです。
だからこそ、二次選考では、自分の経験してきたことや、それによって自分は何を得たのか、経験を未来にどう生かしていきたいのかなどを聞いていますね。
基本的に面接の場は、その学生さんと弊社が合うのかどうかを見極める場であると思いますので、学生さんの良いところを引き出せるような質問を心がけています。
そこで語られた経験や考え方に、こちらが共感できたり、響く部分があれば、次の選考ステップへ進んでもらうようなイメージです。
「どんな経験をしたか」だけではなく、行動の目的などを尋ね、彫り込んでいくのですが、理由が曖昧であったり、話につまってしまうと惜しいなと感じますね。
なるほど!だから自己分析が必要になるのですね!
そうなんです。自己分析ができているかどうかは、会話をしていく中で見えてくるものだと思いますね。
語れるエピソードは持っているんだけど、自分のいい面を出し切れていないなと感じることもあるのですが、それもまた、目的や意図をしっかり整理できていないんだと思います。
自己分析をしても、明確な目的を持って臨んだ経験などが出てこない場合はどうしたらいいのでしょうか?
おっしゃる通り、自分なりの目標をずっと持っている人や、考え方が一貫している人はなかなかいないでしょうからね。だからといって、経験を盛ったり、無理に意味付けをする必要はありませんよ。
そうした場合は、 等身大の経験の中で、学んだことを生かせる場面を想像し、今の自分の目標について自分の言葉で述べてほしいですね。
社会人になるにあたり、目的地が見えているか見えていないかは大事な部分ですから。
これからの自分で勝負していきましょう!
緊張してしまったり、「社会人はこうあるべきじゃないか」という考えが先行してしまい、本当の自分を表現することに難しさを感じています・・・
お気持ちはわかります。面接は、緊張せざるを得ないシチュエーションだと思います。
馴染みのない場所で、面識のない人と話をするわけなので、仕方がないと思います。
こちらとしても、学生さんの緊張感は理解しているつもりです。
面接で完璧な姿を見せようとする必要はないと思うんです。
長所も短所もあって当然です、人間ですから。
ダメだなと思うところも、まずは認めてあげてほしいですね。
おそらく、同じような理由で言葉遣いやドアをノックする回数など、マナーや礼儀を気にしすぎてしまっている方もいらっしゃいます。
企業によって考え方は様々ですが、私たちはそれほど重視していません。
なるべく、自然体の姿を見せてほしいと思っているので、最低限のマナーがあれば問題ないと思いますよ。
面接の良い練習方法とは、どんな方法だと思いますか?
面接は、応募者と面接官がお互いに腹をわって話す場所であってほしいと思います。
そうした意味では、社会人と話すことに慣れてもらうことが練習になるのかなと。
学生さんは普段一回り、二回り年上の人と話をする機会は少ないと思いますが、関わりがあるとしたら、アルバイトなどですかね?
そうしたところで場慣れしておくのも1つの手かもしれません。
面接に落ちてしまうと、どこがダメだったのか原因がわからず、落ち込んでしまうのですが、どう乗り越えたらいいのでしょうか?
面接に落ちてしまうと、自分が何かを間違えた、ミスをしたと自分を責めてしまう気持ちもわかります。ですが、 面接は正解がない世界なんです。
人をテストする場所ではないですし、いい成績を納めた人が選考を通過できるという理屈でもありません。
それに、面接の場で、会社に合わせた正解を求めようとすると、自分自身を偽ることにもつながります。
そうして内定をもらって入社したとしても、本来の自分とタテマエ上の自分のギャップに苦しむことになってしまいます。
面接を突破することがゴールではありませんので、面接は自分に合った企業を探す手段だと考えた方がよいのではないでしょうか?
悔いなく自分のキャラクターを表現できたと思ったら、それがベストだと思いますよ。
面接でやり切ったと思っていても、落ちてしまうことはあるかもしれませんが、それは自分と会社がマッチしなかったというだけのこと。特に落ち込む必要はありませんよ。
ありがとうございます!
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面接官の目線は、理解できたかな?

面接は応募者が一方的に見定められる場ではなく、お互いの価値観が合うかどうかを確かめる場なんだと、認識が少し変わりましたね。
でも、自分なりに精一杯アピールできたら、正解なんだということがわかって、元気が湧いてきました。こんなことでめげずに、就職活動をがんばるぞー!
絶対にジモ子の良さをわかってくれる会社は見つかるよ!

就活はかせからのエールが小さく聞こえた気がして振り返ると、もうはかせの姿はなく、書置きが残されていた。

面接を突破することが「ゴール」ではない。
就職活動のその先には、社会人としての生活が続いていくのだ。
その意味では、まだジモ子の旅は始まったばかり。
前を向いて、1つずつ課題をクリアしていけば、自然と道は開かれてゆくのだろう。